マスクとは、マスキングのことです。
このマスキングというのを耳にされる方は少なくないのではないでしょうか。
このマスキングというのは美術の技術の1つでありますが、よくプラ模型雑誌に載っている技能の1つです。言葉の通り、覆い隠すことで色の彩色範囲を限定するものです。
通常、アナログのマスクは水の浸透性のないビニール状の粘膜シートやテープ、(マスキングシート&テープ)
乾くと簡単に剥がせれる絵の具(マスケットインク)を使用します。
また長時間には不向きですが、新聞紙などのもう使用しない紙切れでも行えます。
また、マスキングシートやテープ(マスケットインクはあまりお目にかかれません)がどういうものか知りたければ、
画材店、紙専門店、文具店に置いてあるはずなのでご覧ください。
(プラモデル専用のマスキング道具としてテープとインクもあり、それは模型店、玩具店におかれています)
マスキングの詳細は予備知識にでものせますので、今回はプログラム上のマスクについて解説します。
CGで扱うマスクには2種類あります。
1:指定した色彩に上描きを保護するもの
2:CGの上に擬似マットをひいたもの
1のマスクは描いた作品の色を指定して、その色を保護してしまうものです。
隔離された状態を選択範囲と呼び、選択した範囲のみで作業を行える方式です。
例えば、黒をマスクの対象にした場合、画面上にある黒に全てマスクがかかり、
その上には一切の彩色、効果を施せません。(これを保護といいます)
また、その選択範囲を反転させた場合、今度は黒以外の色全てにマスクがかかり、
黒のところ以外では一切の彩色、効果を施せなくなります。
ちなみにこの方式はお絵かき掲示板で多用される方式で、
[マスク]が指定色を保護し、[逆マスク]がそれ以外の色を保護します。
2の方式は対象CGの下に擬似レイヤーを製作し、その擬似レイヤーを加工すること(主に部分切除)で
その上にある絵も(自動リンクにより)同じ部分の切除を行うものです。
この方式は、消しゴムとは違い、データを消すのではなく、マスクのかかった部分を透明にするものであり、
消しゴムによる失敗を減らすなどの利点があります。
しかし、この方式はレイヤーを余分に製作するため、容量を圧迫されることを注意しなければなりませんが、
ほとんどの場合、レイヤーを多用するよりも安上がりとなります。
マスクの使用は、人の好みによります。
私の場合、よほどのことがない限り、全てをレイヤーを重ねていくことで製作していきますので、
マスクを使用する機会は余りありません。
ただし、このレイヤーを多用は容量の増加を意味します。
何事も適度適正で製作することが早いCGの完成に繋がることを頭に入れて置いてください。
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