綺麗なキャラクターを描きたいと思うのは誰でも思うことです。
では、キャラクターの綺麗さというのが決まる第一は何でしょうか?あげるとすれば、顔になるでしょう。
顔が汚いキャラクターを好む方はあまりいないでしょう。
(もちろん、この汚いという観点は人それぞれなのでどんなものが汚いかは追求はしません)
しかし、顔だけでいいのでしょうか…?
良い顔のキャラクターのその下部、体も一体にして、本当に綺麗なキャラクターにはならないでしょうか。
美しく感じるキャラクターというものはその構造上、人間や動物の構造を大きく外れることは少ないはずです。
多関節や奇怪な向きに曲がるものは、ロボットか化け物以外ないでしょう。
それがいいじゃないかという人は…まぁ、ここから先の文章を読んでも仕方ないので違う講義に目を通してください。
まぁ、人の好みをとやかく言いませんが…これから言うことは、体の描き方についてです。
すばらしく描けた顔なのに体格は異様にしょぼくなる。そんなことはありませんか?
例えば、右に描かれた絵を見てどう思われます?
顔はまぁ良いとしても、体に関してはなんとも評価しようもないと思いませんか。
実はこの絵は、私の中学時代…というか1993年1月1日の作品です。
漫画絵を本格的に書き始めた頃だと思います。
なんか、月日まで描いている辺り、この頃の私の几帳面なところが…
今は…どうでしょうかね…
まぁ、そんなことはどうでもいいですが、見て分かるとおり、当初の私の作品の感想はあまり良いとは思いません。
この当時ならともかく、今なら最悪だと言ってもいいでしょう。
フェイスアップ(顔)、バストアップ(上半身像)のみを上手く描いてても決して上達しないのが、体です。
もしも、体を描かずにいれば、全身像は一生右のままで終わってしまうことでしょう。
天才な方を除いて
もう一度申しますが上手くなることは、描くことです。
ただ、楽しく描いていれば、上手くはなりません。
もちろん、楽しく描くことは重要です。そうでなければ、プロでもないものが絵を描き続ける意味があるのでしょうか?
難しいことはありません。いつもフェイスアップ、バストアップしか描かれていない方は全身を描くようにするだけです。
これだけで飛躍的に絵が向上が早くなります。
|