なぜ初心者は下半身を苦手にするか。
それは絵的に見せる場合が少ないことがあげられます。

漫画などでも、戦闘シーンにおいても戦闘配置を描いているコマ以外では
むしろアップ絵の方が多く、表情の変化や手の動き、など…
どうしても上半身の行動を重点に描いています。
足運びや体捌きに用いる足は見せることは少なく、
足技の格闘術以外では滅多に見かける部位ではありません。
読者も、キャラの足を見るより顔が見えたほうが嬉しいわけは
あまりに当たり前のことじゃないでしょうか。

キャラの落書き、小さい範囲での落書きも上半身ばかりになるのは面白いからです。
足を描いた所で何が面白いんでしょう？練習でやるならともかく…

何をしてもつまらない部位ですから、どうしてもおろそかになり、
後々、本格的に描こうとする際の壁になる場合も少なくありません。

実際、そういう人間も知っており、漫画作品の場合でも
上半身のみを多用し、何かと逃げている状態です。
もちろん、それでも構いません。見せれる作品は出来上がります。

ただし、その表現方法には限界が生じ、決してよい作品は出来ないでしょうけどね…