あおり、ふかんは絵を描く上でかなり難しい技術に入ります。
[人体学]でいう斜めについての安易性を指摘していましたが、このあおり、ふかんについては別格と考えていただいても過言ではありません。
少々白状なことを申しますが、私も得意ではありませんので…。上手く説明できるかは…どうでしょうねぇ…
あおり、ふかんという言葉をご存知な方もおられるでしょうが、とりあえず簡単な説明を入れておきます。
あおり、ふかんはカメラアングル等にも多用されるもので[あおり]は見上げた構図を言い、[ふかん]はその逆にあたる見下げた構図になります。
とにかく目線が平行線より角度がある程度あれば、その部類に入ります。
さて、あおりふかんを描くポイントとしては…[頭と肩の位置関係]と[背景]の2点にあります。
簡単にいえば、頭の位置が肩ラインより上(肩をつなぐラインが頭に隠れる)なら見下げた[ふかん]、
頭の位置が肩ラインより下(肩で顔が隠れる場合もある)のなら、見上げた[あおり]になります。
また、ある程度の軽い角度であるのなら、背景描写でごまかせる…訳なんですよね…
あくまで軽い程度ですが
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