=記章= |
その物語は、一人の魔道士の我欲によりて、[AGOTOW]と呼ばれる魔物共を復活させた事で始まったと記されている。 その魔物の進行により、国の人々は歯向かいながらも恐れおののき、ただただ神に祈りを捧げる日々を送っていたとも…。 しかし、その魔物共を再び封印し、国に平和をもたらした者がいた。 人々は、その者を英雄と称え、その者を後世にも伝えるべく、書を記し、この国の書物庫にも保管された。それほどの事を成し遂げた者がいた。 その者は、名をガイスト=D=オルデスとする、屈強な男であった。 |