=終章=
[終焉との決別]
第28話・赤の127標

 

 しかし、[AGOTOW]の力は想定よりも強力であり、[地球の超能力者]達は滅ぼされていった。
 このままでは、映像として使えない。
 そこで、感染済[地球の超能力者]の内、精神介入が容易な個体を選別、精神教育を施し、その個体に[AGOTOW]の生み出す汚染物の操作与奪権を与えた。
 汚染個体に指示を出すことで、汚染物は[人間]の思惑通りとなり、さらに、[地球の超能力者]にも紛れ込ませることで、より展開を操作しやすくした。
 そう、[地球の超能力者]を自在に操れるようになった事により、満足のいく物語が作れるようになったので、[人間]はストーリーを作るうえで取り決めを決めた。

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