=終章=
[終焉との決別]
第31話・赤の130標

 

  [Agotow]の破壊は必須である。
  そうすれば、[ゲスト]が作り出せなくなり、物語は進めれない。
  では、装置の発する憎悪をどう防ぐかは、[ゲスト]や汚染物を使う。
  自分を含み、感染物にはある程度余剰できる器がある。
  それを一所にまとめ、盾とし、接近すればいい。
  もちろん、その際、[人間]は黙らせることも必要だ…。
  直実な内容としては、オルトの排除。オルトを表舞台に引き出す必要性がある。
  そのための工作作業も行いつつ、確実に主格となる[ゲスト]を取り込む。
  そして、物語の終わり、全ての装置において、初期化とメンテナンスの必要性より、セキュリティ開錠される。
  それを狙い定め、重要装置[AGOTOW]に接近、破壊工作…を行う。

  そして、そしてそしてそしてそしてそして、そして!…
   アドベルは今、たどり着いた。
    その思い描いた、一つの答えに…。

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