=終章= |
ユーマのいた洞窟が最奥、と思われたが、さらに細く…隠された通路があり、 抜けた先こそが、最奥。 そこは、ただただ大きく、そして閉ざされた洞窟。 その奥に、大型の箱型機械が鎮座していた。 それこそが、[AGOTOW] 普段であれば、憎悪を常にまき散らし、近づく事さえ許されぬ聖域であるが、 今は、物語が終わり、…静観を見せていた。 だからこそ、アドベルは何物の障害もなく、ここまでたどり着けた。… アドベルは静観を続ける装置を見据え、…一歩。進み出た。 静観…。 再び、一歩。 静観…。 そして、もう一歩…。 …、静観…。??? |