=第4章・第56部=
始まり
男の荒れ狂い吹き上がる炎を手先から生み出した風の渦で掻き消し、振り下ろされる手首足首の炎攻撃さえも受け流す真吾の姿は、…
まるで、火炎猛獣相手にサーカスショウを行っているようにも見える。
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